構築方法についての比較
大きく分けて2種類の工法があります。
テンプレート型とオーダーメイド型のメリットデメリット
予算に応じて工法を選ぶことでご提案内容が大きく変わります。
比較項目 | テンプレート型ホームページ | フルオーダーメイド型ホームページ |
---|---|---|
予算 | 低コストで利用可能。限られた予算に最適。 | 高額になりがちだが、完全カスタマイズ可能。 |
デザイン性 | 既存のデザインを使うため、オリジナリティに欠ける。 | クライアントの要望に合わせた独自デザインが可能。 |
拡張性 | 追加機能に制約がある場合が多い。 | 自由に機能を追加でき、柔軟な対応が可能。 |
制作期間 | 短期間で完成可能。早くサイトを公開したい方に最適。 | 時間がかかるが、要望に合わせて細かく調整できる。 |
更新性(お客様側) | 更新が簡単で、操作に慣れていない方でも使いやすい。 | CMSなどをカスタマイズするため、場合によっては専門知識が必要。 |
制作費のイメージ
条件
- リニューアル
- 10ページ程度
- 新着情報投稿
- メールフォーム
- ワードプレス
テンプレート型ホームページ見積
50~150
万円
- 企画・要件定義: 5万〜10万円
- デザイン: 10万〜20万円(テンプレートのカスタマイズ含む)
- コーディング: 10万〜30万円(レスポンシブ対応含む)
- CMS導入: 10万〜20万円(WordPressなど)
- SEO対策: 5万〜15万円
- テスト・デバッグ: 5万〜10万円
- 保守・運用: 月額1万〜5万円
- ディレクション: 10万〜20万円(プロジェクト全体の進行管理)
フルオーダーメイド型ホームページ見積
100~300
万円
- 企画・要件定義: 10万〜30万円
- デザイン: 20万〜50万円(トップページ・下層ページ)
- コーディング: 30万〜100万円(レスポンシブ対応含む)
- CMS導入: 20万〜50万円(WordPressなど)
- SEO対策: 10万〜30万円
- テスト・デバッグ: 10万〜20万円
- 保守・運用: 月額3万〜10万円
- ディレクション: 20万〜50万円(プロジェクト全体の進行管理)
テンプレート型ホームページに適したホームページ
デザインやレイアウトの自由度など多くを求めない場合に適しています。
中小企業のコーポレートサイト
テンプレート型ホームページは、中小企業に適しています。
提供する情報がシンプルで、会社概要やサービス内容などの基本的な情報を短期間で公開できるからです。
また、予算が限られている場合でも低コストで制作が可能で、必要に応じて簡単に更新できるため、長期的な運用にも適しています。
飲食店や美容室の紹介サイト
飲食店や美容室のホームページは、メニューや営業時間など、頻繁に更新が必要な情報が中心です。
テンプレート型を使うことで、簡単な操作で情報を追加・変更でき、迅速に反映されるため、スピードが求められる小規模店舗に最適です。
オーダーメイド型ホームページに適したホームページ
コンシューマー向けまたはブランディングが必要な企業に向いています。
大企業のコーポレートサイト
大企業では、ブランディングや独自の機能が求められるため、オーダーメイド型が理想的です。
グローバルな展開や多言語対応、カスタマイズされたコンテンツ管理機能など、規模に応じた複雑な要件に対応できます。
専門サービスの提供サイト
法律事務所や医療機関、大学専門学校など、独自の機能や予約システムを組み込む必要がある専門的なサイトに適しています。
ECサイト(ネットショップ)
オーダーメイド型ホームページは、大規模なECサイトに最適です。
独自の購買機能や在庫管理システム、カスタマイズされたユーザー体験を提供でき、柔軟に拡張が可能です。
見積内容の紹介
一般的な費用項目を見てみましょう。
企画・要件定義
この段階では、ホームページの目的やターゲット層、必要な機能やデザインの方向性を明確にします。また、競合調査や市場分析を行い、サイトの戦略を立てることで、クライアントの要望に応じた最適な設計を提案します。要件定義はプロジェクト全体の基盤となるため、重要な項目です。
デザイン
ホームページの見た目やユーザビリティを決定するデザインフェーズです。トップページや下層ページのデザイン案を作成し、ロゴやバナー、カラー選定を行います。デザインは企業のブランドイメージを伝えるための重要な要素であり、ユーザーの印象を左右します。
コーディング
デザインが確定した後、HTML、CSS、JavaScriptを使って実際にサイトを構築します。レスポンシブデザインを導入し、PCやスマートフォンなど、異なるデバイスでの表示や操作性を最適化します。コードの品質や効率性は、サイトの動作速度やSEOにも影響します。
CMS導入
WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を導入し、クライアントがサイトの更新や管理を容易に行えるようにします。CMSのカスタマイズも行い、特定の機能やデザイン要件に合わせた使いやすい管理画面を提供します。これにより、技術的な知識がない場合でも、運用がしやすくなります。
SEO対策
SEO(検索エンジン最適化)を行うことで、検索結果で上位に表示されやすいサイトを構築します。初期段階では、メタタグの設定やURL構造の最適化、画像の最適化などが含まれます。適切なSEO対策を行うことで、サイトへのアクセス数を増やし、ビジネスの成長に繋げます。
テスト・デバッグ
サイトが完成した後、複数のブラウザやデバイスでの表示や動作を確認します。バグや不具合がないかをチェックし、ユーザーが快適に利用できるように最適化します。万全の動作確認を行うことで、公開後のトラブルを未然に防ぎます。
保守・運用
サイト公開後の保守運用は、セキュリティ対策やシステムの定期更新、コンテンツのバックアップを含みます。定期的にメンテナンスを行うことで、サイトの安定運用を維持し、パフォーマンスを高めることができます。また、更新作業のサポートも行います。
その他
ホームページ制作に必要なサーバー設定やドメイン取得、SSL証明書の導入なども見積もりに含まれます。これにより、サイトのセキュリティや安定した運用を確保します。また、メールアドレスの設定やサーバー容量の管理も行い、スムーズな運用をサポートします。
制作費用Q&A
1なぜそんなに費用が高い?
ホームページ制作の費用について、多くの方は高額だと感じるかもしれませんが、その背景には私たちがこれまで積み上げてきた技術と価値が含まれています。一見簡単に思える作業でも、長年の経験から培ったノウハウで、通常何時間もかかる作業を効率的に1時間で行える技術があるのです。こうした技術料は、表に見えない部分ですが、品質と効率を追求するための重要な要素であり、価値ある投資です。
2見積交渉はできるの?
ホームページ制作会社に見積交渉をする際、企業担当者が気を付けるべき点は、過度な値下げ交渉やコスト削減のみを重視することです。価格が下がれば、制作会社が提供する品質やサポートが低下する可能性があります。見積もりには、デザイン、機能性、SEO対策、保守管理といった多くの要素が含まれています。また、納期やサポート体制を理解し、安さよりも長期的な効果や信頼性を重視することが大切です。
3もっと安くやってくれる業者があるけどその違いは?
個人事業主など安価な業者にホームページ制作を依頼する際には、いくつかのリスクがあります。まず、低コストゆえにデザインや機能の品質が不十分である可能性があります。また、サポートが不足し、更新やトラブル対応に時間がかかることもあります。納期の遅延や対応力の限界も懸念され、長期的なビジネス継続が保証されないため、突然の業務停止リスクも存在します。こうした点から、慎重な選定が必要です。
4費用を分割払いできませんか?
全額を分割払いにはできませんが、ご相談ください。
5追加ページの費用はどのくらいかかるのか?
その都度お見積りさせていただきます。追加する費用は提示済みの見積をベースにご提案いたします。
例えば追加ページの場合は提示済みの見積金額に合わせて追加いたします。
6デザイン変更や追加修正の費用は?
小規模なデザイン変更や追加修正については別途費用はいただきませんが、大幅な変更または当初の予定にはなかった内容の追加や修正については別途お見積りをさせていただきます。
7WEB制作費の支払いスケジュールはどうなっていますか?
制作費用の支払いスケジュールは一般的に2回に分かれます。
初期導入費用として着手時にご請求、その後納品してから制作残金をご請求いたします。
これはWEBサイトという無形のデジタル商品を制作納品するうえで我々制作側としても人件費などの担保が必要となるためです。
お支払いの都合はケースバイケースですのでご相談しながら対応しております。