WEBサイトのメールフォームからGmailにメールが届かなくなったときの対処法

Gmailにメールフォームからのメールが届かなくなった場合、以下の対処法を試してみてください。

メール承認を確認してみる

SPF (Sender Policy Framework)、DKIM (DomainKeys Identified Mail)、およびDMARC (Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)は、送信者のドメインがスパムとして扱われないために重要なメール認証技術です。それぞれの役割について詳しく説明します。

簡単な説明

• SPFは、あなたのドメインからどのメールサーバーがメールを送信できるかを決定します。
• DKIMは、メールにデジタル署名を付け、正当な送信者からのものであることを証明します。
• DMARCは、SPFやDKIMの結果に基づいて不正なメールをどのように処理するかを決めます。

これらの設定を正しく行うことで、メールがGmailに届かない問題を解決できます。

さくらサーバーの場合

1. コントロールパネルにログインし、「ドメイン設定」を選択します。
2. 「メール設定」からSPFとDKIMの設定をクリック。
3. SPFは「有効」にするだけで完了します。
4. DKIM署名も「有効化」することで、自動的に署名が追加されます。

エックスサーバーの場合

1. エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインし、「ドメイン設定」から「DNSレコード設定」を選択。
2. SPFレコードを追加し、ドメインのメールサーバーが正しく認証されるようにします。
3. DKIM署名を有効化するには、メール設定でDKIMを有効にし、公開鍵をDNSレコードに追加します。
4. DMARCレコードを追加し、ポリシーを設定してメール認証を強化します。

各サーバーのサポートページを参照して手順に従うと、これらの設定は簡単に行えます。

さらにプラグインを活用すると確実

WordPressでSMTPプラグインを活用することで、メールフォームからのメールがより確実にGmailなどの受信箱に届くようになります。おすすめのSMTPプラグインは以下の通りです。

WP Mail SMTP:
簡単に設定でき、主要なSMTPサービス（Gmail、SendGridなど）にも対応しています。DKIMやSPFの設定もサポートしています。
Easy WP SMTP:
シンプルで軽量なプラグイン。SMTPサーバーの設定を簡単に行えます。
Post SMTP Mailer/Email Log:
メール送信エラーのロギング機能があり、問題のトラブルシューティングに役立ちます。

まとめ

Gmailにメールが届かない問題を解決するには、SPF、DKIM、DMARCというメール認証技術の設定が重要です。

• さくらサーバーでは、コントロールパネルから簡単にSPFやDKIMを有効化できます。
• エックスサーバーでは、DNSレコード設定からSPF、DKIM、DMARCを設定します。
• WordPressを使用している場合は、WP Mail SMTPなどのSMTPプラグインを活用することがおすすめです。

より詳しくは公式のサポートページや各プラグインの説明を参考にしてください。